メディカルハーブクリニックひらいわ

こども発達
てんかん外来

診療のご案内
PEDIATRIC NEUROLOGY

担当医;副院長 平岩 里佳
※完全予約制ですので、お電話または受付窓口にてお問い合わせください。

こども発達外来について

言葉の遅れ、落ち着きがない、友達とうまく関われない、怒りっぽい、こだわりが強い、不器用、チック、学習の困難さ、学校に行きづらいなど、発達や行動面、情緒面に気になる症状のあるお子さんのご相談に応じます。
原則、初診は中学生までのお子さんが対象です。

てんかん外来について

てんかんは、同じような発作を繰り返す慢性の脳の病気で、赤ちゃんから高齢者まであらゆる年齢に起こり、人口100人に約1人がてんかんに罹患しているといわれます。てんかんの発作は、大脳の神経細胞の突発的で過剰な電気的興奮(てんかん発射)によって起こり、てんかん発射の起こり方によって、大まかに全般発作、焦点発作に分けられ、多岐にわたる症状があります。発作についての詳しい情報と脳波検査でてんかん発射を確認することが診断の助けになります。

てんかん外来では、発作の様子や気がかりなことを丁寧にうかがい、脳波を判読し、正しい診断と適切な治療、生活上の工夫や配慮を検討します。発作や薬の副作用をできるだけなくし、てんかんのある人が安心して前向きに生活できるよう、サポートしていきたいと思います。てんかんに関しては、子どもから成人の方までのご相談に応じます。

担当医(副院長)のごあいさつ

子どもの頃から障害のある子ども達に関わる仕事がしたいと思い、医師になりました。これまで主に重症心身障害児(者)や発達障害児の医療に携わり、様々な疾患や障害を抱えながら懸命に生きている子ども達とそのご家族の笑顔に励まされ、熱意ある真摯な医療者の方々に支えられてきました。医師として道半ばですが、少しでも地域に還元できることはないか、自分の強みは何かと考え、子ども発達・てんかん外来を開きました。

医師になって4年目にお世話になった国立療養所静岡東病院(現、国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター)では、てんかんの包括医療について、3年間、充実した研修をさせていただきました。

その後、米国留学などを経て、平成15年より16年間、東部島根医療福祉センターに勤務し、その間、鳥取大学から平成26年まで来られていた小枝達也先生の月1回の専門外来に陪席させていただき、発達障害の医療について学ぶ機会に恵まれました。そして自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、限局性学習症、発達性協調運動症などの発達障害の療育に、作業療法士、言語聴覚士、心理判定員とのチームワークで、楽しくやりがいを感じながら取り組んできました。(現在も東部島根医療福祉センター小児科で非常勤医師として診療しています。)

一人ひとりが、唯一無二の自分、かけがえのない命を大切にして、潜在的にもっている本来の力を十分に発揮して、健やかに生きていくことをサポートできるような医療を自分の理想としています。

小さなクリニックですが、子どもの健やかな成長と発達のために、こころとからだの健康管理と子育て支援、そして発達障害やてんかんのある人達の診療に尽力していきたいと思います。

どうぞ気軽にご相談ください。

経歴

平成3年
鳥取大学医学部卒業、鳥取大学医学部附属病院脳神経小児科に入局、鹿児島市立病院小児科で研修
平成5年
国立療養所松江病院小児科(現、国立病院機構松江病院)
平成6年
国立療養所静岡東病院(現、国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター)
平成9年
米国国立衛生研究所(NIH)内、国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)及び、国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)留学
平成12年
国立療養所三重病院小児科(現、国立病院機構三重病院)
平成14年
鳥取大学医学部附属病院脳神経小児科
平成15年
東部島根医療福祉センター小児科医長
平成31年
メディカルハーブクリニック・ひらいわ副院長

資格

  • 医学博士(鳥取大学医学部)
  • 日本小児科学会 小児科専門医
  • 日本小児神経学会 小児神経専門医
  • 日本てんかん学会 てんかん専門医

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予約専用0852-21-8286

〒690-0876 島根県松江市黒田町483-5

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